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でんでんむしのかなしみ

新実南吉が書いた童話「でんでんむしのかなしみ」という本があります。

一匹のでんでん虫がある時、大変なことに気が付いた。「それは
自分の背中の殻には悲しみが一杯詰まっている。もう生きていけない。」

そして、どうしたらよいのか、お友達のでんでん虫に相談しに出かけ
ました。お友達のでんでんむしが言うには「あなたばかりではありま
せん。わたしの背中にも、悲しみはいっぱいです。」 それじゃ仕方
ないと思って、でんでんむしは、別のお友達の所へ行きました。
すると、そのお友達も言いました。「あなたばかりではありません。
わたしの背中にも、悲しみはいっぱいです。」

こうして、でんでんむしはお友達を順々に訪ねていきましたが、
どのお友達も同じことを言うのです。

そして、とうとう初めのでんでんむしは「悲しみは、誰でも持って
いるのだ。わたしばかりではないのだ。わたしは、わたしの悲しみ
を、こらえていかなきゃならない。」と気が付いた。
そして、このでんでんむしはもう嘆くのをやめたというのです。

人は誰でも、苦難や悲しみに出会うと、「どうして、私ばかり」と嘆きます。

しかし、人は誰しも、皆同じように苦難に出会います。
苦しみます。悲しみます。嘆きます。そして悩みます。

そしてその人は、同時に苦難を乗り越える方法を探そうとします。
簡単に見つかるなら、あるいは苦難とは思わないかもしれません。
しかし、容易に見つからない場合にはどんどん深みに入ってしまい
ます。精神的に追い込まれ、負のスパイラルに嵌ってしまいます。

しかし、いつかは解決しなければなりません。

人によって解決方法はさまざまでしょうが、多くの人の場合、
でんでんむしと同じように友達に相談する場合が多いと思います。

相談する人、話が出来る人を持っていることは幸せなことだと思います。
そして、誰でもどんな境遇の方であろうとも同じなんだ。そういう観点で
物を見る事が必要なんだ。と思います。

今、自分はダメなんだ。と思っておられる方がもし居られたなら、
でんでんむしを見つけに行きませんか。見つけたら、でんでんむしと
ゆっくりお話ししてください。

でんでんむしに教えてもらってください。「悲しみは誰でも持っているのだ。」と。

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おっちゃんヘルパー
【年齢】
65歳
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≪絆≫を大事に。
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