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寒中の麦
「秋に蒔かれて芽吹いた麦は、冬の間こうして雪の下で春を待つ。陽射しの恩恵を直に受けるわけでもなく、誰に顧みられることもない。雪の重みに耐えて極寒を生き抜き、やがて必ず春を迎える。その姿に私は幾度励まされたか知れない。」
 
 愛読書の一つ、高田郁著「残月」(みおつくし料理帳シリーズ8)の中の一節である。主人公の女性料理人の、健気な生き様、何事にも工夫と努力を重ねていく姿が好評で、新刊が発売されるや直ぐに購入して、読んでいる。

 寒中の麦に託した作者の言わんとする所は、人生の荒波にも負けず、ひたすら精進して努力するところに、必ずや幸せが来る。その日を信じて生きていく。ということだと思う。

現在の状況が、試練の嵐に襲われてどん底の状態と思える時、必ず転機がくる、春が来るとはなかなか思えないものであるが、きっと来るのである。

聖書の中にも、多くの試練に対する励ましの御言葉が書かれている。
「試練に耐える人は幸いである。」(ヤコブの手紙) 「あなた方に会った試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実な方ですから、あなた方を耐える事の出来ないような試練に会わせるようなことはしません。むしろ耐えるように試練と共に脱出の道も備えてくださいます。」(Ⅰコリント人への手紙)

今、試練の真っただ中にいると思っている人、人生で初めて挫折を味わっている人、自棄になることはない。必ずや春は来るのである。きっと来るのである。屈みこむ必要もなく、上を向いて歩いて行こう。
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プロフィール

【名前】
おっちゃんヘルパー
【年齢】
65歳
【一言】
≪絆≫を大事に。
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ケアプランセンター
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