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一陽来復

昨日は節分、そして今日は立春。

昨今の節分模様は余りにも喧しい(かまびすしい)。
贔屓にしている魚屋の店頭には、「これが全て売れるのか」と驚くぐらい大量の焼きイワシが並んでいる。店主(おやじ)曰く、「今日はイワシしかないわ・・」と苦笑交じりに、せっせとイワシを焼いている。柊の枝もサービスに付けてるという。イワシの反対側には、巻寿司の山。頬ばる事さえ出来かねるような太さの太巻きも恵方巻と称して売られている。「こんな太巻きなら、しゃべりたくともしゃべれへん」と思いながら、事務所の皆と食べようと数本購う。事務所に戻り皆と食べる。社員の一人は、「今夜は家でも、巻寿司と蕎麦を食べる」と言う。「そば?何故?」
近年節分蕎麦として、よく売れているそうである。
 陰暦によると立春は正月になり、「年越しそばにあやかって、節分そばなのか」と一人合点する。柊にイワシは今に始まった事ではないが、それにしても商魂逞しいものである。

 そして、今日は立春。それにしても寒い。暦の上では今日から春。
 寒さが厳しいだけに、春という言葉に一抹の温もりを求める。
 私自身「立春」という言葉のもつ語感が好きで、そこから派生した「立春大吉」の熟語を、寒中見舞い状に良く使っている。

 この時期、京都の禅家では、この「立春大吉」の札を玄関に貼って、魔除け厄除けに使っている、と言ったことを、2年前の本稿の「立春大吉」で書かせていただいた。
 左右対称、表裏一体のこの言葉、縁起の良い言葉として使われている。
 一年間裏表なく、つつがなく過ごせるようにとの意味も含まれている。

 今年の寒中挨拶には「一陽来復」を使わせて頂いている。

 一陽来復:人は誰しも逆境、不運など良くないことに巡り合うが、春が必ず来るように、誰にでも幸運は巡ってくる。との意。

 この言葉に巡り合って良い言葉だとは思っていたが、他にどんな意味が含まれているか調べてみた。

「一陽会病院」の関係者の方のブログを拝見。そこからの引用をご紹介したい。

 心の病気の患者さん、病状が既に好転しているのに、残っている症状や様々な不安から、病状の好転に気付かない場合があります。例えば統合失調症の患者さんの場合、治療によって幻覚・妄想が減り、考えもまとまってきているのに、意欲低下とか社会復帰の不安から「もう自分は駄目だ」と思いこんでしまう事があります。また、うつ病の患者さんでは色々な症状が改善しているのに、そのことに気づかない場合もしばしばあります。そうした場合に患者さんを励まし、支え、更なる改善につなげていけたらと思っています。

 全く同感。高齢者や障害の方々の接し方の一助を示してくれている。
 
 ”どん底の状態であっても、必ず再び良いことが巡ってくる。”

 これからも「一陽来復」の精神を皆様と共有していきたいと切に願っています。
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プロフィール

【名前】
おっちゃんヘルパー
【年齢】
65歳
【一言】
≪絆≫を大事に。
ヘルパーステーション
ケアプランセンター
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