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我が家の紅梅。こんな小さな木でも毎年8キロの梅の実が
とれます。
久し振りに、車椅子のKさんと浜寺公園に出掛けました。
1週間前の大雪が嘘のような、穏やかな春らしい陽気の中、
のんびりと出掛けました。
いつもは無口なKさんも意外におしゃべりです。
幼稚園児の帰宅の列に出会いました。お兄ちゃんをお迎えに
来たのか、幼い弟?がお兄ちゃんを見掛け、走り寄り
ながら、コケテしまいました。すかさずお兄ちゃん、弟に駆け寄り
抱き起こしました。甲斐甲斐しく世話を焼いてる様子に、思わず
微笑みがこぼれました。
陽気の良さに輪を掛けるかのような微笑ましい出来事でした。
公園の松林はいつも通り清々しく、新鮮な気持ちになります。
バラ園は一時閉鎖中。春のシーズンに向け、手入れの真っ最中。
運河沿いの道を進みます。陽光を浴びた浪間のきらめきが、
とても眩しく美しい。
ずっと運河を眺めていたKさん、突然「魚!」と大きな声。
見ると、大きな黒い魚が悠然と沖に泳ぎ去ろうとしてます。
「チヌやね」と私。Kさん断固として「スズキ」と言い張り
ます。どうみてもチヌと思いながら、二人とも暫し無言。

これも庭先に咲いている今が盛りの水仙
中央花壇では、パンジー、ビオラなどの小さな花が楽し
ませてくれました。
桜の通りを進みます。まだまだ蕾は固そうです。それでも
あと1か月もすると、満開に咲きそろうかと思うと嬉しく
なります桜の通りを離れ少し進み、振り返って見ると、桜
の木の周りだけが、朱色の刷毛で色づけされたかのような
淡い風合いに感じられます。
帰路、諏訪ノ森商店街から浜寺小学校を通り過ぎた時、
ある民家の庭に、見事な早咲きの桜を見つけました。
本当に咲き誇っている感じの素晴らしい桜でした。
メジロが飛んできて一生懸命啄んでます。近寄っても
逃げもしません。きっと、メジロも夢中になるほど素晴らしい
早咲きの桜なのでしょう。
車椅子を介助しながら、春の訪れを感じた一日でした。
確実に季節は巡ってくる。自然の営みの素晴らしさを
改めて感謝出来た一日でした。
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